停めたい駐車場が空いていない時の「空き待ち機能」の使い方

停めたい駐車場が空いていない

日常生活で便利に使える月極駐車場の利用を誰もが望むと思いますが、そんな駐車場ほど、空きのあるケースはまれではないでしょうか。

そんな停めたい駐車場が空いていない場合の月極駐車場の探し方として、以下の(A)～(C)が一般的です。

(A)ネット上で探す

(B)自らの足で探す

(C)地元の不動産会社に問い合わせる

しかし、これらのアドバイス通りに探してはみるものの、駐車場の空きを見つけられないことが少なくはありません。

そこで次に行われるのが、(D)～(F)の条件面を見直すアドバイスです。

(D)想定以上に離れた場所で手を打つ。

(E)セキュリティー面で妥協する。

(F)月極駐車場に空きが出やすい時期(3月までの3か月間と10月までの2か月間)まで待つ。

現在の駐車場供給状況は、(A)～(F)の努力や譲歩が必ずしも報われないほどになっています。悪化の原因は2つ。次の(a)と(b)です。

(a)適切なソーシャルディスタンスを取るのが難しい公共交通機関利用を減少させたコロナ禍。

(b)最低地上高が高く、荷室も広いSUVの世界的流行。

どうしても停めたい場所がある場合は

(D)～(F)の譲歩案には、以下(D)’～(F)’の注意点があります。さらには(b)’も考慮すると、こだわるべき月極駐車場が浮かび上がってくるのではないでしょうか。

また、空き予約を受け付ける不動産屋さんも、多くはないのが実際です。「どうしても！」と思う駐車場は、3)で説明する空き待ち予約機能がお勧めです。

(D)’

車庫は、車のオーナー宅から直線距離で2km以内としなければなりません。“自動車の保管場所の確保等に関する法律”で、そう定められています。虚偽申請により2kmを超えた駐車場で車庫証明を取得することは、いわゆる“車庫飛ばし”に当たります。同法第17条違反により、処罰の対象となるのです。

(E)’

防犯設備に妥協は禁物です。警視庁が公表したところによると、車上狙いや自動車盗の発生件数が最も多いのが月極駐車場なのです。証拠を残せて、犯罪抑止力ともなる防犯カメラは必須でしょう。

(F)’

これらの時期に、空きが出て来ない場合もありえます。

(b)’

SUVのような大きめの車では、「物理的に停められない」・「一部区画で円滑な駐車ができない」などの問題も生じえます。

空き待ち機能が便利

一般的には、受け付けられないこともある月極駐車場の空き待ち予約も、「Park Direct」なら対応しています。

空き待ち予約の入れ方も簡単で、「Park Direct」に登録されている月極駐車場は、スマホ画面上の地図で確認できます。そのすべての駐車場で「即時の契約が可能か」・「空き待ちする必要があるか」の区別は、アイコンで一目瞭然です。

空き待ちする必要がある場合でも心配はいりません。“空き待ち予約する”のボタンから予約を入れておけば、空きが出た際にメールが自動で送られてきます。

空きが出た月極駐車場での契約をご希望の場合、メールの中に記載されているフォームで契約申し込みを完了すれば、ご希望の月極駐車場が7日間仮押さえされるのも安心です。

審査通過後に再びURL記載のメールが届きます。契約。場合によっては当日中に契約が完了し、最短で翌日から使えることもあります。一般的な月極駐車場の契約と比べると考えられない早さではないでしょうか。

そのほか現地看板記載のQRコードからも、空き待ち予約や契約は可能です。1)-(B)で「Park Direct」の看板発見時には、そのまま手続きに進めます。

停めたい駐車場が空いたらどうすれば良い？

「Park Direct」の空き待ち機能で予約をしていた場合、空きが出た際には申し込みフォームのURLが記載されたメールが届きます。

フォーム送信時は、審査に必須の免許証や車検証などの画像ファイルの添付が必要です。事前に用意しておいて、手早く申し込みを完了させましょう。

審査に通れば送られてくるのは、契約フォームURLが記載されたメールです。初期費用と月額使用料は、クレジットカード決済が可能で、カード情報の入力と電子署名で正式に契約が完了します。

「Park Direct」はオンラインで月極駐車場を探せるため、深夜や早朝の契約申し込みや契約フォーム入力も可能です。

契約書は、契約内容や初期費用支払いに問題が確認されなければ、これもメールにより送られてきます。そこに書かれている利用開始日から、待望の駐車場を使えるようになるのです。

「Park Direct」などのサービスを利用していない月極駐車場の管理会社・不動産会社・地主さんが、空き待ち予約を受け付けたとしても、こういうわけにはいきません。

契約申し込みから契約手続きなどは郵送や、多くの場合は印鑑を持参の上、契約先の都合に合わせた時間帯での手続きが必要になるのが一般的です。